将棋王座戦挑戦者決定トーナメント1回戦で、藤井聡太七段(16)と佐々木大地五段(24)が現在対局中だ。勝者は2回戦で羽生善治九段(48)と対戦することが決まっている。次世代を担う両者のうち、将棋界の第一人者と戦う権利を得るのはどちらか。
佐々木五段は2016年4月、藤井七段は10月と、同一年度に四段昇段を果たした両者だが、佐々木五段はフリークラスから、藤井七段はデビューから29連勝で一躍脚光を浴びると、本局にいたるまでの状況は大きく異なっている。それでも佐々木五段は昨年度、全棋士トップの46勝をあげ、最高勝率(.849)だった藤井七段に負けない活躍ぶりを見せた。
両者の対局は過去に2度あり、1勝1敗の五分。羽生九段と戦う権利、さらには斎藤慎太郎王座への挑戦権を得るため、どうしても白星をもぎ取りたいところだ。
対局は午後6時から40分間の夕食休憩を終え、現在は再開。休憩前の残り持ち時間は、後手の藤井七段が1時間17分(消費3時間43分)、先手の佐々木五段が1時間25分(3時間35分)とほぼ互角。AbemaTVでは、この対局を終了まで生放送する。
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