Mリーグ・渋谷ABEMASに所属するプロ雀士の多井隆晴と、グラビアアイドル・柳いろはが、Abema競輪チャンネルの『Abemaミッドナイト競輪 弥彦 F2 最終日』に登場。Mリーグの個人スコアランキング1位となった多井が、麻雀が苦手であることを告白するとともに、楽しそうに競輪で負け続ける姿に称賛の声が寄せられた。
今回初登場の多井は、前日の放送を見てきたようで、「システムや流れだけは分かりましたが、競輪だけは運ですね。ここから上げていきたいんですけど。僕は運を持っているので。運だけで麻雀界でのし上がったんですよ。20何年間、麻雀プロやっていて、麻雀がすごくヘタ。(プロ雀士が)2500人くらいいて、腕は真ん中ぐらい。でも、運が絡んでくるので、そこでのし上がってきた。今日は任せてください!」と、その強運ぶりをアピールした。
この日は全7レースだったが、車券購入アプリ『WinTicket』で5万6000ポイント(円)を用意していたが、多井は第1レースからすべて賭けてしまおうかと思っていたようだ。さすがにそれはやり過ぎだと思ったのか、こう続けた。
「3連単しか考えていなかったです。アホなんですよ。ワクワクしちゃうんですよ」
柳が「熱くなるタイプですか?」と聞くと、「熱くなります。喜怒哀楽が激しいというか、情緒不安定ですね。今日、仕事なのに楽しくて仕方ないんですけど! 麻雀以外の仕事がすごく楽しい。こっちの方がしっかり仕事したいと思います。麻雀ではふざけています。麻雀はストレスです。なんか楽しいなぁ! コレ!」と答えた。
結局第1レースは7800ポイントを賭けて全部外れ、瀧山あかねアナから「2レースは当てていきましょう」と言われると多井は「その女神みたいな声が聞こえてきたから『ガンバロー』と思う」とポジティブな口調で語った。そして、第2レースは3-5を的中させた。
多井は第4レース前に、麻雀で後半を意味する「南場」が得意だという普段の麻雀での傾向を紹介。だからこそ、「5、6、7レース、当たっちゃうだろうな」と予想した。そして、「麻雀ってメンタル大事ですが、競輪の選手ってどうやってるんだろう。ちなみに僕はメンタル最弱でーす。(麻雀は)ストレスです!」と前半と同様、明るく自虐分析を披露した。
こんな調子なものだから柳から「今、イキイキされてますね?」と言われたら笑顔で「楽しいんだもん!」と答える。途中で5万ポイントをチャージしたため最終的には10万ポイントほどを失う結果となったが、瀧山アナから「当たってはいないとはいえ、とても楽しそうなのがステキ」と言われた多井は「ステキって言った? よし! 今日は良かったなぁ」とあくまでも楽しそうだ。
そして、最後は「勝ち負けって何かなってことなの。楽しかったんだよ。そして、お二人(柳・瀧山アナ)も楽しかったと言ってくれたし、視聴者も楽しかったって言ってくれた。皆に楽しんでいただけたので、今日は勝ったんです! むちゃくちゃ楽しかったので、また呼んでください。いつでも来ます!」と宣言し、同番組では最後ドヨーンとする回もあるが、この日は最後まで笑顔の絶えない展開となった。
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