6月30日、両国国技館で開催されたK-1のスーパー・バンタム級世界トーナメントは、武居由樹の優勝で幕を閉じた。
 武居は同級の現チャンピオン。一昨年のK-1年間表彰ではMVPを受賞しており、現在のK-1を代表する選手の一人だ。今回のトーナメントはベルトをかけたものではないが、武居は絶対的優勝候補。今大会には武尊が出場していないこともあり、イベントそのものを背負う意味でも負けられない闘いだった。勝つだけでなく内容も問われるトーナメントで、武居は圧倒的としか言いようがない闘いぶりを見せた。