幕内最軽量、99キロの小兵・炎鵬(宮城野)が、ついに食に目覚めた!? 7月7日からドルフィンズアリーナで始まる名古屋場所を前にインタビューに応じ、「力士になってよかったこと」という質問に対して「おいしいものをたくさん食べさせてもらえること」と答えた。いかにも力士、という答えに思われるが、炎鵬をよく知るファンなら驚きのコメント。なぜなら、それまで「食べられればいいや…」というぐらい、食に対して興味がなかったからだ。
幕内力士の平均体重が160キロを超える中、99キロの炎鵬は一段と小さく見せる。その俊敏な動きと多彩な技で、先場所は7勝8敗と負け越したものの、館内のファンを大いに楽しませた。新入幕だった夏場所を振り返り「周りの環境がガラッと変わりましたね。今までの倍、プレッシャーがありました。(ファンの方と)接する量も多くなって」と、幕内の雰囲気を存分に味わった。体格で劣るゆえに、コンディションには敏感だ。夏場所は十三日目に右太もも裏を負傷。合宿中にも右足の付け根を痛めた。幕内の大きな力士を相手に15日間、相撲を取り続けることの厳しさを痛感しただけに、とにかく少しでも万全に近い状態に戻ることを願っている。
時折、厳しい表情も見せた炎鵬だが、不意に飛んできた「力士になってよかったこと」という質問には、笑顔を見せながら予想外の手を繰り出してきた。「普通じゃ食べられないおいしいお店とか、予約が取れないお店とかを教えてもらえるので。最近、食に興味が出てきたので」。食が細く、嫌いな食べ物に「白米」と答えていたような炎鵬が、食事に前向きな姿勢を見せたこと自体が驚きだ。過去には横綱・白鵬から体重増加指令も出されたことがあるが、この調子であれば2ケタ体重から脱却、3ケタに乗せることも近づき、たくましさが備わりそうだ。
(C)AbemaTV
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