クイーンズクライマックスを2度制した唯一のボートレーサー・松本晶恵選手。女子トップレーサーへと登り詰めたそのきっかけは、練習中に大怪我をしたことだった。AbemaTV「アベマde週末ボートレース~Friday~」7月5日放送回のワンコーナー「シンデレラの素顔」で、情熱や思いを語った。
松本は幼い頃から乗り物好きで、とある漫画を読んだことでボートレースの存在を知った。「自分のやったことが結果に出る」。やりがいのある仕事だと感じて門を叩いたが、1度落とされたことでより本気になったという。ただ、デビュー当時は「ホントにダメでした」と松本。「プロになる意味が分かってなかった。意識が持てないまま卒業してしまった」と振り返った。転機は練習中の頭蓋骨骨折。「1回死んだと思って、この職業に打ち込んでみよう」。自らを戒めた松本は「母に泣かれたこと」も原動力となり、トップレーサーへの道を着実に歩み始めた。