前頭十四枚目・炎鵬(宮城野)が、前頭十四枚目・豊ノ島(時津風)を上手出し投げで破り、幕内2場所目で白星発進した。
体重99キロの小兵・炎鵬は、160キロの豊ノ島と、自分より61キロ重い相手に対して、立ち合い直後にうまく差し、タイミングのいい出し投げ。先場所は惜しくも7勝8敗と負け越したが、うまさの光る相撲を見せた。
AbemaTVで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上は、「いいタイミングで投げている。少しずつ肩でフェイントかけながら出し投げ。小兵ではこういう相撲を取っていたら勝ち越せるのでは」と高く評価していた。
(C)AbemaTV