日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第4節C卓が7月9日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、佐々木寿人が+27.2で卓内トップを取った。同卓した内川幸太郎は、同時刻に行われていたMリーグのドラフト会議で、新規参戦するKADOKAWAサクラナイツから指名を受けた中、自ら祝う役満・国士無双をアガった。
KONAMI麻雀格闘倶楽部でプレーする現役Mリーガー・佐々木寿人が優位に戦いを進める中で、内川が魅せたのは3回戦。麻雀ファン・内川ファンが、ドラフト会議での指名に沸くころ、国士無双を見事に成就。大注目の一日で役満を上がるタレント性も見せていた。
【試合結果】
1位 佐々木寿人 +27.2
2位 内川幸太郎 +22.7
3位 黒沢咲 ▲23.4
4位 ダンプ大橋 ▲26.5
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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