<大相撲名古屋場所>◇四日目◇10日◇ドルフィンズアリーナ
 前頭十四枚目の炎鵬(宮城野)が、前頭十六枚目・照強(伊勢ケ浜)に豪快に押し倒されて初黒星を喫した。一方、炎鵬を下した照強は無傷の4連勝を飾った。
 立ち合い低く当たり照強の懐に潜り込もうとした炎鵬だったが、脇を締め、頭から激しく当たった照強に一気に押し込まれると、土俵際の粘り虚しく、左からの押し倒しで土俵を割った。
 AbemaTVで解説を務めていた元前頭の若ノ城は「腕や腰の力があった」と話し、良いところ無く照強に押し倒された炎鵬の敗因を指摘したが、敗れても魅せる炎鵬。土俵際で踏ん張った際に180度の大開脚を披露すると、館内は悲鳴と歓声が入り混じっていた。