痛みをこらえて大関の意地 高安が勝ち越し決定 負傷の左腕使い寄り切る 大相撲 2019/10/24 21:29 拡大する <大相撲名古屋場所>◇十日目◇16日◇ドルフィンズアリーナ 大関・高安(田子ノ浦)が、前頭四枚目・明生(立浪)を寄り切りで下し、8勝2敗で勝ち越しを決めた。 中日に玉鷲との対戦で左腕を痛めると、翌日は出場したものの2敗目。負傷の程度が心配されたが、この日は明生に対して立ち合いからすぐにいなしを見せると、右腕と体をつかって巧みな寄り。最後は痛い左腕も使って四つに組み、寄り切った。 勝利後は、顔をしかめる場面もあったが、手負いの大関が見せた意地と責任感の勝利に、館内からは大きく温かい拍手が送られていた。 続きを読む