<大相撲名古屋場所>◇十三日目◇19日◇ドルフィンズアリーナ
白鵬(宮城野)が、前頭七枚目・妙義龍(境川)を小手投げで下して1敗を守った。
立ち合いで前褌を取りに行った白鵬だが、まわしには手がかからない。代わりに右を差しに行った白鵬に対して、いなしてから離れ、正面から向き合った妙義龍は、再び組んだところで右の腕を抱えられて動きを止められる。さらに白鵬の右腕で首を極められると、身動きがとれなくなった妙義龍はジリジリと土俵際に詰められ小手投げで転がされた。
AbemaTVで解説を務めていた元小結の旭道山は「首、極まりましたね」と口を開くと「妙義龍が右を差して前に出たところで横綱はハッとして慌てました」と話した。さらに腕や首を極められた要因については「頭を下げ過ぎた」と指摘した。
容赦ない圧倒的な取組に視聴者からは「まるで鬼神のよう」と白鵬の強さに感嘆する声が寄せられた。
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