将棋の竜王戦決勝トーナメントが7月23日に行われ、豊島将之名人(29)と藤井聡太七段(17)が現在対局中だ。午後6時から40分間の休憩を終え、勝負を決する夜戦に入った。
豊島名人と藤井七段の対局は、公式戦では1度だけ。この時は豊島名人が勝っている。本局は、現在のプロの世界で非常に多く指させれる角換わりの定跡形で序盤はスピーディーに進行したが、その後はじっくりとした展開に。本格的な戦いが始まらないまま、夕食休憩に入った。形勢、残りの持ち時間ともにほぼ互角で、まさにがっぷり四つの戦いとなった。
豊島名人は今年度11勝3敗で、この3敗はすべて渡辺明三冠(35)に喫したもの。他の棋士には一度も敗れていない。藤井七段は15勝2敗、勝率.882と、ハイペースで勝ち続けている。
本局の持ち時間は各5時間で、先手は藤井七段。勝者は準決勝で渡辺三冠と対戦する。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
豊島将之名人 親子丼セット(温かいそば) 藤井聡太七段 バターライス
【夕食休憩時点での残り持ち時間】
豊島将之名人 1時間47分(消費3時間13分) 藤井聡太七段 1時間36分(消費3時間24分)
(C)AbemaTV