将棋の棋王戦挑戦者決定トーナメントが8月15日に行われ、本田奎四段(22)が行方尚史八段(45)に122手で勝利した。次戦は3回戦で、前名人の佐藤天彦九段(31)と対戦することが決まった。
 棋王戦は全棋士、女流名人、アマチュア名人が参加するタイトル戦で、予選通過者とシード者により挑戦者決定トーナメントを実施。ベスト4以上は「2敗失格制」で、敗者復活戦がある。挑戦者決定戦は変則の二番勝負で、勝者組の優勝者は2局のうち1つでも勝てば挑戦権を獲得。敗者復活優勝者は2連勝が必要となる。