第29回U-18ベースボールワールドカップ(韓国・機張)が8月30日に開幕。グループBの日本代表は1次ラウンド初戦でスペインと対戦し、終盤の集中打で4対2で逆転勝利をあげた。
日本は智弁和歌山の池田陽佑が先発。池田は変化球の制球が抜群で、3回まではスペイン打線をパーフェクトに抑える。しかし打順が2巡目に入った4回、先頭バッターにライトへのクリーンヒットを許すと、三振2つで2アウトを取ったものの続くバッターのボテボテの当たりがサードへの内野安打に。ここで5番フェルナンデスが放った飛球が、風にも乗ってライト横山の頭上を超えるタイムリースリーベースとなってスペインが2点を先制した。