9月5日に行われた第29回U-18ベースボールワールドカップ(韓国・機張)のスーパーラウンドのカナダ戦で、甲子園決勝以来のマウンドに立った日本代表の奥川恭伸(星稜)が、7回18奪三振の快投を披露。カナダの重量級打線をほぼ完璧に抑え、その力を世界に示した。
初の世界一を目指す若き侍ジャパンで、甲子園を沸かせたスターが躍動した。蓄積した疲労を考慮し、8月22日の甲子園決勝から間隔を空けて今大会初のマウンドに立った奥川。試合後には「実戦間隔も開いていて、すごく不安だった」と振り返ったものの、その投球内容は圧巻の一言だった。