先場所12勝3敗の好成績をあげ、見事敢闘賞を獲得した照強(伊勢ヶ濱)が、東京・両国国技館で8日に初日を迎える秋場所を前に取材に応じ、「番付も上がりますし、今場所(名古屋場所)のように前に出る相撲をとって、来場所も土俵を沸かせられたらいいかなと思います」と意気込みを語った。
躍進を遂げた先場所については「自分でもびっくりするぐらいの成績を残せた。立ち会いもすごく当たれてましたし、前にも出れていたんで、相撲内容的にはよかったんじゃないかな」と、結果に満足感をにじませた。印象に残った取組には友風戦と妙義龍戦をあげ、特に千秋楽の友風戦は戦略通りの会心の勝利だったようで「はたきを食らわないよう前に出るよう意識して、足出せたのがよかった。予想通りの相撲になった」と、納得の表情を見せた。