「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」（韓国・機張）のスーパーラウンドの第3戦が9月7日に行われ、日本代表はオーストラリアと対戦。1対4で敗れ、スーパーラウンドでの敗退が決定した。
日本の先発は浅田将汰（有明）。初回を無失点に抑えるも、2回に守備の乱れからピンチを招き、2点を奪われた時点で降板。2番手の前佑囲斗（津田学園）の登板後も守備のミスが重なり、一挙4点を奪われ序盤にビハインドを背負う試合展開となった。
その後は2番手の前が見事なピッチングを披露。力強い直球とキレのいいスライダーを駆使し、3回以降はランナーを出しながらも多くの三振を奪い、6回まで追加点を奪われることなく試合を作った。
3番手としてマウンドに上がったのは池田陽佑（智弁和歌山）。7回と8回を無失点に抑え、しっかりと役割を果たした。
一方で、日本打線はオーストラリアの先発右腕・ビドワの前に苦戦。初回、4番の石川昂弥（東邦）の内野ゴロの間に1点を先制したものの、その後は威力のある直球を捉えきれず淡白な攻撃が続く。2番手の左腕・リーの前にも無得点に終わり、序盤に背負った3点のビハインドを最後まで覆すことができなかった。
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