デビュー3年目に後続艇のプロペラで顔を切り刻まれるも、不死鳥の如き復活。その後は10年連続SG「グランプリ」出場、SG優勝10回など数々の記録を打ち立てた元ボートレーサー・植木通彦が9月14日、AbemaTV「アベマde週末ボートレース~Saturday~」に生出演。超一流ならではの感覚を語った。
ボートレースのスタートは、大時計の針が0秒から1秒を指す間にスタートラインを通過しなければならない。その針が0秒を指す前にラインを通過してしまうとフライング。これを犯した艇に関する舟券は全額返還され、当該レーサーは特定期間出場停止のペナルティが課される。まさしく、コンマ何秒。常人には考えられない世界だが、ボートレーサーたちは誰しも、その感覚を持ち合わせているというのだ。