プロ野球・巨人の阿部慎之助選手(40)が25日、都内で引退会見を行った。ファンへの感謝、球団への感謝、家族への感謝、様々な感謝の思いを口にする中で「阿部選手にとって野球とは?」という質問が報道陣から飛んだ。そして、その“野球愛”に満ちた答えに多くのファンから反響が寄せられている。
19年間、巨人一筋だった阿部。改めて「野球とは?」と問われると「野球とは…」と自問自答するようにつぶやき、さらに「ん~…」「野球とは?」ともう一度続け、およそ10秒の沈黙を経て静かに心の中にある思いを語り始めた。
「一寸たりとも心の中から消えないものですよね。何かしている時も、たぶん心の中には野球しかなかったんじゃないかなと思います」
さらに阿部は「死ぬ寸前まで野球が好きなんじゃないですかね」と続けると、自らの気持ちを確かめるように数回頷いた。
そんな阿部の言葉を聞いたAbemaTVの視聴者ファンからは「阿部慎之助らしい」「まるで侍のようなコメントだ」など、様々な反響が寄せられていた。その中には「監督になって戻ってきてくれ」といった“監督待望論”まで飛び出していた。
(C)AbemaTV
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