“魔王”から“大魔王”へ RTD王者・佐々木寿人がMリーグ制圧に再チャレンジ/麻雀・Mリーグ 麻雀,Mリーグ 2019/09/27 08:55 拡大する Mリーグの前哨戦とも言えるRTDトーナメント2019で「ほぼ理想の勝ち方だった」と佐々木寿人(連盟)は、悲願のRTD4代目王者に輝いた。準優勝となった藤崎智(連盟)に197.1ポイント差をつけるまさに圧勝劇だった。 昨年のMリーグでもその圧倒的な攻撃力からついた異名は“魔王”。そんな超攻撃型スタイルを誇る佐々木でも、Mリーグ1年目は苦しんだ。開幕から7戦未勝利、個人スコア▲272.1で21人中最下位。2018年10月25日終了時点のチームスコアは▲393.9にまで落ち込んだ。「どん底から這い上がって、よくファイナルにいけた」と言う通り、序盤の躓きはチームにとっても本人にとっても想定外だった。「今考えるとプレッシャーになっていた。どんよりとした毎日を送っていましたね。自分の打ち方が悪かったこともあったんですが、普段の打ち方さえ取り戻せばなんとかなるだろうという思いでした」と出場8戦目に国士無双をアガって、連勝を決めたところから風向きが変わった。「割と打たれ慣れているところもあるんで」と信条とする超攻撃麻雀を貫いたことでチームをV字回復させ、ファイナル進出をもぎとった。 続きを読む