将棋の叡王戦段位別予選(八段戦)が10月5日に行われ、真田圭一八段(46)が橋本崇載八段(36)を146手で下し、本戦出場を決めた。
叡王戦は、全棋士、女流棋士1人、アマチュア1人によるタイトル戦で、段位別予選、本戦トーナメントを勝ち抜いた2人が、挑戦者決定三番勝負を行う。挑戦者は、永瀬拓矢叡王(王座、27)と七番勝負を行う。予選は四段、五段、六段、七段、八段、九段と、段位別で行われ、各段位によって本戦出場枠が異なる。
真田八段は、午前中の対局で脇謙二八段(59)を下すと、同日2局目では、橋本八段の中飛車に対し、居飛車で対応。押され気味で進んだ中、終盤にようやく反撃の機会を得ると、端に追い詰めた橋本玉を見事に攻略。本戦出場最後の1枠を手にした。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)