新たな打撃練習に、カラオケを推奨? プロ野球の強打者として活躍、現解説者の広澤克実氏(57)が、打者として必要なものとして「フォームも大事だが、タイミングはもっと大事」と語り、タイミングを養うものとしてカラオケでの練習を提案した。
広澤氏は10月5日、AbemaTVの六大学野球の中継に解説として登場。現役時代は3球団で計306本塁打を放ったが、打者が変化球に三振をしたシーンを見ると、タイミングの重要性を説いた。「タイミングの取り方は、なかなか教えられない。よくなる方法として、カラオケがある」と、グラウンド内でも室内練習場でもなく、カラオケでいろいろな歌を歌うことがいいと説明した。
「タイミングを取るのが下手な人は、歌が下手」だそうで、「声の質(音程)はさておき、リズムよく歌えれば。自分も昔はよく行った。知らない投手が出てきて、よーいドン!で打てるバッターは、タイミングを取るのがうまい」と、歌を歌うことでリズム・テンポの取り方に引き出しが増え、いろいろなタイプの投手への対応力も高まるという理由だった。
(AbemaTV/スポーツチャンネルより)