欲張りゼウスが帰ってきた 鈴木たろう、待望の今期初勝利も「地味でしたね」/麻雀・Mリーグ 麻雀,Mリーグ 2019/10/22 11:01 拡大する 大和証券Mリーグ2019、10月21日の2回戦で、赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(協会)が緊迫した接戦を制し、個人、チーム、そしてファンが待ち望んでいたシーズン初トップを取った。 対局者は起家からTEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)、U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦)、鈴木、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)。 セオリーを常に疑う鈴木は、視聴者の予測もつかない選択でアガリに結びつけることから“ゼウス”という異名を持つ。そんな鈴木が“らしさ”を見せたのは東3局の親番。2筒と3筒以外は字牌とマンズが12枚ある配牌から第1打を放った場面だった。解説のEX風林火山・滝沢和典(連盟)は「手順通りに打つと(意図が)捨て牌に出るので、甘い牌は出てこなくなる」とアガリ率を高めるために第1打で一万を打ってマンズのホンイツをボカしていると指摘。その後も工夫を凝らした手筋で煙幕を張り、最終的には白・ホンイツ・ドラで1万2000点に仕上げ「やっぱりゼウス」「神の一撃」「手順がマジ面白かった」と麻雀ファンをヒートアップさせた。 続きを読む