将棋の藤井聡太七段(17)が10月28日、王位戦予選で西川和宏六段(33)と、午前10時から対局を開始した。トップ棋士との対局でも、確実に結果を出し続ける藤井七段が、王位戦でも最年少でのタイトル挑戦に向けて、足掛かりを作れるか。
藤井七段は現在、王将戦の挑戦者決定リーグ(7人総当たり)で、3勝1敗の好成績を挙げて暫定首位。史上最年少でのタイトル挑戦、獲得に向けて快走を続けている。王位戦も予選を勝ち抜くと、紅白の2組に分かれて挑戦者決定リーグが行われ、両組の優勝者が決定戦を行うシステムだ。
予選では第7ブロックに入った藤井七段だが、同ブロックには糸谷哲郎八段(30)、斎藤慎太郎七段(26)といったタイトル経験のある実力者がおり、いずれかと予選決勝でぶつかることが有力視されている。斎藤七段においては2戦2敗と苦戦している状況だ。
本局の持ち時間は各4時間。振り駒の結果、先手は西川六段。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。また、常に盤面を映した放送も行っている。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)