10月31日に開催された「ENEOS侍ジャパンシリーズ2019」日本vsカナダとの強化試合(沖縄セルラースタジアム)で、ラグビー日本代表の田村優選手が自身初の始球式を行った。田村選手は正確なキックを武器にラグビーワールドカップで大活躍。1次リーグでは得点王にもなり、日本の司令塔としてベスト8進出に貢献した。
 球場を埋め尽くした大観衆に迎えられて登場した田村選手は、上半身侍ジャパンのユニフォームに背番号10の数字を身に纏い、ゆっくりマウンドに向かった。場内の雰囲気を味わうようにマウンド上でグルリと肩を回して投球動作に入ると、勢いよく投げた投球は見事ど真ん中のストライク。球場全体が大きな盛り上がりを見せた。