11月10日から大相撲・九州場所(福岡国際センター)が開幕する。今場所、最も注目を集めると言っていい力士が、関脇・御嶽海(出羽海)。先場所、12勝3敗で自身2度目の優勝を飾り、今場所の成績次第では念願の大関昇進が叶う。「みなさんも期待してくれているので、そろそろその期待に応えて一個上の大関」と、本人もその気十分だ。
9月の秋場所では、同期生のライバル貴景勝(千賀ノ浦)と12勝3敗の相星で、優勝決定戦を戦った。「5年目でこんな経験できると思っていなかったので、めちゃくちゃうれしいですね。楽しかったです。決定戦の方が楽しくやれました」と、プレッシャーを感じるどころか、その状況を楽しむ強心臓ぶりは健在だ。優勝を決めた後のインタビューでは、愛する母に向かって投げキッス。天真爛漫な人気力士に毎場所、館内からは大歓声が寄せられる。
今年最後の場所は、大関昇進とともに小結・阿炎(錣山)と45勝で並ぶ年間最多勝争いもある。「負けたくはないですね。そんないっぱい勝っているわけじゃないけど、負けたくない気持ちの方がありますね」と、目指すものがあるほどに燃える。
名古屋場所で9勝、秋場所で12勝。大関昇進の目安である「3場所で合計33勝以上」には、12勝で届く計算だ。ただ先場所は横綱不在であったこともあり、優勝争いに加わりながら、といったようなハイレベルの白星が求められる。「最低限でも10勝以上」と、来年の初場所へとつなげるラインを引いた上で、大関復帰を決めたライバル貴景勝を追って、昇進を決める決意だった。
▶大相撲LIVE 九州場所初日 11/10(日)16:00~
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