叡王戦本戦1回戦が11月19日に行われ、渡辺明三冠(35)と野月浩貴八段(46)が、午後3時から対局を開始した。
渡辺三冠は、2000年4月に四段昇段。タイトル通算23期を誇り、現在は8つあるタイトルのうち3つを保持している。棋戦優勝も11回。竜王戦1組(1組以上:15期)、順位戦A級(A級:9期)に加え、今年度の成績(公表分)は22勝4敗、勝率.846と圧倒的だ。さらにこの4敗は、全て豊島将之名人(29)によるもので、他の棋士には今年度一度も負けていない。野月八段は、1996年10月に四段昇段。棋戦優勝は2回ある。竜王戦4組、順位戦B級2組。
叡王戦は、全棋士、女流棋士1人、アマチュア1人によるタイトル戦で、段位別予選、本戦トーナメントを勝ち抜いた2人が、挑戦者決定三番勝負を行う。挑戦者は、永瀬拓矢叡王(27)と七番勝負を行う。予選は四段、五段、六段、七段、八段、九段と、段位別で行われ、各段位によって本戦出場枠が異なる。
振り駒の結果、先手は渡辺三冠。AbemaTVでは、この対局を終了まで生放送する。
(AbematV/将棋チャンネルより)