試合終了と同時に、解説を担当したK-1のレジェンド・魔裟斗が「これは解説不要でしたね」と笑った。迫力も説得力も充分「見れば分かる試合」だったということだ。試合の主役はベテラン・山崎秀晃。舞台は11月24日のK-1横浜アリーナ大会だった。ここで山崎は、新世代の瑠久と対戦。1ラウンド1分24秒でKO勝利を収めている。
試合開始直後、一気に踏み込んでパンチを打ち込むと連打。ダウンを奪うとその後もラッシュが止まらない。立て続けに3ノックダウンを奪っての勝利は“ゴールデンフィスト”の異名にふさわしいものだった。