将棋の叡王戦本戦が12月1日に行われ、豊島将之名人(29)と千田翔太七段(25)が午後3時から対局中だ。
豊島名人はタイトル3期のほか、現在は竜王戦七番勝負で広瀬章人竜王(32)に挑戦中。3勝1敗とリードし、史上4人目の「竜王・名人」に王手をかけている。千田七段は、将棋ソフトを駆使した研究でも有名で、高勝利を誇る若手棋士の一人だ。
叡王戦は、全棋士、女流棋士1人、アマチュア1人によるタイトル戦で、段位別予選、本戦トーナメントを勝ち抜いた2人が、挑戦者決定三番勝負を行う。挑戦者は、永瀬叡王と七番勝負を行う。予選は四段、五段、六段、七段、八段、九段と、段位別で行われ、各段位によって本戦出場枠が異なる。