将棋の竜王戦七番勝負第5局が12月6日、島根県鹿足郡「藩校 養老館」で午前9時から行われている。シリーズ3勝を挙げている豊島将之名人(29)は本局に勝利すれば初の竜王位獲得。1勝の広瀬章人竜王(32)は、防衛のために3連勝が必要だ。
 過去の対戦成績で豊島名人の10勝9敗と拮抗している両者の対決だが、本局は角換わり腰掛け銀からスタート。両者、研究している形からか、ハイペースで指し進めていたが、広瀬竜王が午前11時から1時間30分の長考に入り、そのまま昼食休憩に入った。