将棋の竜王戦七番勝負第5局が12月6日、島根県鹿足郡「藩校 養老館」で行われ、初の竜王位を目指す豊島将之名人(29)が55手目を封じ手し、1日目を終えた。翌7日の2日目は、初防衛を目指す広瀬章人竜王(32)の手番から再開する。
豊島名人が3勝1敗で、史上4人目の「竜王・名人」に王手をかけている中で始まった第5局は、角換わり腰掛け銀からスタート。早いテンポで指し進められたが、昼食休憩を挟んで広瀬竜王がちょうど2時間の大長考。その後、豊島名人にも1時間26分の長考があり、持ち時間はわずか7分差で封じ手を迎えた。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)