将棋の王位戦予選が12月13日に行われ、渡辺明三冠(35)と佐藤天彦九段(31)が、午前10時から対局を開始した。
渡辺三冠は、棋王・王将・棋聖の3つを保持。序列では豊島将之竜王・名人(29)がトップに立つが、それをも上回る充実ぶりを見せ、公表されている今年度の成績は26勝4敗、勝率.867と、トップ棋士との対局が続く中では驚異的な高勝率を見せている。また、今年度はその豊島竜王・名人以外には、誰にも負けていない。
佐藤九段は、名人3期の実績を誇り、現在は竜王戦1組、順位戦A級。ただ、今年度の成績としては12勝17敗と、勝率5割を割り込み苦戦が続いている。
本局は王位戦予選、第2ブロックの準決勝で、勝者は佐々木大地五段(24)と対戦することが決まっている。予選を勝ち抜いた棋士は、シード棋士とともに、紅白2ブロックに分かれた挑戦者決定リーグ戦に臨む。
持ち時間は各4時間で、振り駒の結果、先手は佐藤九段。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)