大和証券Mリーグ2019・12月12日の第1試合で、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)がリーグ初となる四暗刻単騎を成し遂げた。白鳥は前局にもツモり四暗刻をテンパイしており、2局連続となる役満テンパイ。激レア役満の出現に番組は最高の盛り上がりを見せた。
劣勢で迎えた南3局、白鳥はまず1回目の四暗刻をテンパイすると、リーチするも流局。そして2回目のテンパイは南3局1本場。手の内にドラが3枚、赤が1枚となり打点は十分の形で、白鳥は普段の効率重視の選択を捨て、役満を狙う手順へシフト。アガリだけならくっつきで活かせそうな3筒をあえて払い、自身で四万が暗刻のため他家が使いにくい二万と五万をホールド。最終的には三・五・六万待ち、五万ならば役満という手となって、これにトップ目のU-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)が飛び込んだ。
アガリの瞬間、解説の近藤誠一(最高位戦)は「ぬわあああ!!!」と絶叫。ファンも「翔ちゃんナイス!!!」「スワンおめでとおお!!」「すげえ!!!!」と大興奮だった。
この局を振り返り白鳥は「普段なら3筒を残して効率的に進めているかもしれない。(アガリまでの間は)チームメイトのことが頭に浮かびました。チームがアガらせてくれた役満だと思います」と歓喜の心境を、チーム愛と共に語っていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(AbemaTV/麻雀チャンネルより)