将棋の棋王戦挑戦者決定二番勝負が12月16日に行われ、佐々木大地五段(24)が本田奎四段(22)に80手で勝利した。これにより渡辺明棋王(王将、棋聖、35)への挑戦権は、第2局の勝者が手にすることになった。
本戦トーナメントで敗者復活戦から勝ち上がった佐々木五段は、実質的なデビュー年度で勝者組優勝を果たした本田四段との20代対決で、相掛かりからスタート。本田四段が次々と予想外の手を繰り出す中、冷静に対応。確実にリードを広げると、持ち時間を1時間以上余しての快勝となった。
佐々木五段、本田四段ともにタイトル挑戦となれば初。本田四段が挑戦権を得た場合には、プロデビューから史上2番目の早さになる。次局は12月27日。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)