あまりにも鮮やかで強烈な一撃に、被弾した本人でさえダウンの瞬間の出来事を認識できなかった
 12月21日に開催された『格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR』のトーナメント準決勝。第2試合でゲーオ・ウィラサクレックが監督を務めるゲーオーズの大関敬真が、戦慄の右ストレートを打ち抜き、衝撃のダウンを奪った。
 試合は3人ずつのチームによる勝ち抜き戦で、対戦相手の武尊率いるTEAM武尊の宮川太陽とゲーオーズの大関敬真による中堅同士の対決では、1ラウンド序盤から両者の激しい打ち合いが展開された。開始1分にさしかかったところで、大関が放った右の打ち下ろし系のストレートが宮川のテンプルを直撃した。