将棋の順位戦A級7回戦が1月4日に行われ、渡辺明三冠(35)と稲葉陽八段(31)が、午前10時から対局中だ。両者とも本局が2020年初対局となる。
渡辺三冠は、2000年4月に四段昇段。タイトル23期、棋戦優勝11回といった輝かしい実績を誇るトップ棋士で、現在も8つあるタイトルのうち3つを保持。現役最強と呼ぶ声も多い。順位戦では昨期、B級1組で12戦全勝し、A級に復帰。今期もA級で唯一の6連勝と、計18連勝中だ。
稲葉八段は、2008年4月に四段昇段。タイトル歴はないが、銀河戦で棋戦優勝歴がある。竜王戦でも1組に所属。各棋戦の上位で戦う実力者の一人だ。
両者の過去の対戦は12回あり、渡辺三冠の8勝4敗。持ち時間は各6時間で、先手は稲葉八段。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)