将棋の順位戦A級7回戦が1月4日に行われ、渡辺明三冠(35)と稲葉陽八段(31)の対局は、午後6時から40分間の夕食休憩を終え、夜戦に突入した。2020年初対局を制するのはどちらか。
タイトル23期、棋戦優勝11回を誇る渡辺三冠は、2019年度絶好調。公表されている成績では、28勝5敗、勝率.848と、他を寄せ付けない強さを誇っている。順位戦でも、昨期のB級1組で12戦全勝を達成したのに続き、今期のA級でも無傷の6連勝。初の名人挑戦に向けて快走中だ。
各棋戦の上位で戦い続ける稲葉八段の2019年度は、16勝15敗、勝率.516。連敗した時期もあったが、昨年末にかけて復調。白星を増やしてきた。
両者の過去の対戦は12回あり、渡辺三冠の8勝4敗。持ち時間は各6時間で、先手は稲葉八段。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
渡辺明三冠 注文なし 稲葉陽八段 肉うどん
【夕食休憩時の残り持ち時間】
渡辺明三冠 3時間4分(消費2時間56分) 稲葉陽八段 2時間7分(消費3時間53分)
(AbemaTV/将棋チャンネルより)