将棋の竜王戦1組ランキング戦が1月8日に行われ、羽生善治九段(49)と橋本崇載八段(36)の対局は、午後6時から40分間の夕食休憩を終え、夜戦に入った。
羽生九段は、当時のタイトル獲得最年少記録となる19歳2カ月で、竜王位を獲得。以降、七番勝負には15回出場し7期保持、永世竜王の有資格者になっている。通算99期まで来ているタイトル通算記録だが、大台の100期をかけた番勝負では、フルセットの末に惜しくも敗れた。豊島将之竜王・名人(29)への挑戦権を得るためにも、まずは1組ランキング戦で勝ち上がり、本戦にも優位なところから参加したいところだ。