8日にパースで行われたテニス国別対抗戦・ATPカップ、日本対スペインの試合で、珍しいワンシーンが見られた。
 第三試合のダブルスに、直前のシングルスで西岡良仁と2時間越えの熱戦を演じたばかりの世界ナンバーワン、ラファエル・ナダルが登場。試合中に頭上遥か上空のボールを取るためにラケットを空高く投げる一幕があった。
 日本のマクラクラン勉の放ったスマッシュはコートに叩きつけられ、大きくバウンド。ジャンプしても届かないほど高く弾んだボールが、ナダルの頭上を通過していく。これにナダルが反応。5メートルほどの高さまでラケットを放り投げた