大相撲初場所>◇三日目◇14日◇東京・両国国技館
 前頭筆頭・遠藤(追手風)が、大関・豪栄道(境川)を突き落としで下し、初日から3連勝を達成した。2横綱を下して迎えた三日目も、大関を落ち着いたさばきで下し、五輪イヤーに初日からの快進撃を継続した。
 角界の中でも指折りの人気力士として知られる遠藤だが、本場所は相撲内容で初日から“主役級”の大活躍。鶴竜、白鵬と続けて破った後、この日は立ち合いで豪栄道の張り手を食らったものの全く慌てず、相手の体勢が前のめりになったところを見逃さずに突き落とし。不調とはいえ実力者の大関を転がした。取組後には、張り手を受けた顔が真っ赤になるシーンが映し出されたが、表情自体は涼しいままだった。