将棋の朝日杯将棋オープン戦本戦1回戦が1月17日に行われ、阿久津主税八段(37)が郷田真隆九段(48)を97手で下し、準決勝進出を決めた。
過去の対戦成績では7勝7敗と互角だったが、本局は角換わりから進行し、徐々に阿久津八段のペースに。終盤に入り、一瞬形勢が危ぶまれたところもあったが、その後は確実にリードを広げ、粘る郷田九段を振り切った。
阿久津八段は、同棋戦の第2回優勝者で、2度目の優勝まであと2つに迫った。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度と藤井聡太七段(17)が2連覇している棋戦としても知られている。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)