朝日杯将棋オープン戦本戦の2回戦が1月20日に行われ、永瀬拓矢二冠(27)が山崎隆之八段(38)に99手で勝利し、ベスト4最後の一人となった。2月11日に行われる準決勝で永瀬二冠は阿久津主税八段(37)と、別ブロックでは千田翔太七段(25)と3連覇がかかる藤井聡太七段(17)が対戦し、勝者が同日に決勝を行う。
永瀬二冠は、午前中の対局で早指し巧者の糸谷哲郎八段(31)を下すと、同日に行われた2回戦でも早指しに定評がある山崎八段に対して、鋭い手を連発。中盤以降、徐々に優位に立つと、後半は一気に突き放した。
タイトルは2つ保持する永瀬二冠だが、全棋士参加の一般棋戦では優勝経験なし。今回のチャンスを活かせるか。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)