<大相撲初場所>十三日目◇24日◇東京・両国国技館
 2000年の貴闘力以来となる幕尻優勝を目指す1敗の前頭十七枚目・徳勝龍が、前頭九枚目・豊山(時津風)を突き落として12勝目を挙げ、1敗を守った。
 AbemaTVで解説を務めた元関脇・寺尾の錣山親方は「一時は左四つばかりだった徳勝龍が突っ張っていったので、豊山は面を食らったのだろう」と話すと「豊山は突っ張りだったら自分が(徳勝龍より)上だと考えてどんどん前に出て行ったが、慌ててアゴなど上ばかり突いていったので、徳勝龍にしてみれば逃げ道があった。つまり、横に動くことができた」と話した。