<大相撲初場所>◇十四日目◇25日◇東京・両国国技館
前頭十七枚目・徳勝龍(木瀬)が前頭四枚目・正代(時津風)を突き落としで破り、1敗(13勝)を守った。
この日は勝った方が優勝争いのトップに立つという大事な一番。正代が優勝すれば熊本県出身の力士としては初めてで、徳勝龍が優勝しても奈良県出身の力士としては98年ぶりと、ともに地元からの大きな期待を背負いながらこの日を迎えた。
立ち合いはほぼ互角で、そのまま左四つで組み合う展開に。押していったのは正代だったが、土俵際で上手さを見せた徳勝龍が逆転で正代を破った。