将棋の竜王戦1組ランキング戦が2月5日に行われ、佐藤天彦九段(32)と広瀬章人八段(33)の対局は、午後6時からの夕食休憩を終えて、夜戦に入った。
両者の対戦は過去13回あり、佐藤天九段が7勝、広瀬八段が6勝と拮抗。直近では1月29日に順位戦A級でぶつかり、この時は広瀬八段が勝利している。佐藤天九段は前名人、広瀬八段は前竜王と、両者ともビッグタイトル経験者。現在は無冠だが、豊島将之竜王・名人(29)、渡辺明三冠(35)と近い年代だけに、まだまだこれから長く将棋界で活躍が期待される棋士だ。
1組からは本戦に5人が出場できる。優勝者は本戦で1回勝利すれば挑戦者決定三番勝負にたどり着くという、有利なポジションからスタートできるだけに、ランキング戦で勝ち上がることが、竜王挑戦に確実に近づく。
持ち時間は各5時間で、先手は佐藤天九段。持ち時間の差はそれほどないが、戦況では佐藤九段が優勢と見られている。AbemaTVでは、この対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
佐藤天彦九段 うな重セット・肝吸い(ご飯少なめ) 広瀬章人八段 豚しょうが焼き
【夕食休憩時の残り持ち時間】
佐藤天彦九段 1時間49分(消費3時間11分) 広瀬章人八段 1時間27分(消費3時間33分)
(AbemaTV/将棋チャンネルより)