将棋の朝日杯将棋オープン戦・準決勝が2月11日に行われ、永瀬拓矢二冠(27)が阿久津主税八段(37)に109手で勝利した。この結果、午後2時30分から行われる決勝は、千田翔太七段(25)の顔合わせとなった。
永瀬二冠は豊島将之竜王・名人(29)、渡辺明三冠(35)とともに複数タイトル保持者する若きトップ棋士。本局では、2008年度(第2回)優勝者である阿久津八段に対して、相掛かりの出だしから終盤で一気にリード。自身初となる全棋士参加の一般棋戦優勝にあと1つと迫った。
決勝は持ち時間は各40分で、先手・後手は振り駒で決まる。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。