将棋の叡王戦挑戦者決定三番勝負の第2局が2月13日に行われ、豊島将之竜王・名人(29)と渡辺明三冠(35)が、現在対局中だ。第1局は渡辺三冠が勝利。本局に勝利すれば、永瀬拓矢二冠(27)への挑戦権を手にする。
将棋界に8つあるタイトルのうち、実に5つが集まった両者の対局は、将棋界の「頂上決戦」とも呼ばれるもの。両者ともタイトルをかけた番勝負をはじめ、トップクラスの対局ばかりが続く中で、高勝率を維持し続けている。今回の挑決三番勝負は、豊島竜王・名人にとっては三冠復帰、渡辺三冠は自身初の四冠へとつなげる戦いだ。
過去の対戦成績では、渡辺三冠が16勝9敗とリード。ただし今年度に限れば4勝4敗と五分の成績だ。4月からは同じ顔合わせで名人戦七番勝負も戦うことになっており、この三番勝負と合わせて“十番勝負”が、現在の将棋界における最高峰となっている。
持ち時間は各3時間で、先手は渡辺三冠。戦型は角換わり腰掛け銀となり、夕食休憩に入る時点では、豊島竜王・名人が優勢と見られている。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
豊島将之竜王・名人 親子なんばうどん 渡辺明三冠 注文なし
【夕食休憩時の残り持ち時間】
豊島将之竜王・名人 1時間9分(消費1時間51分) 渡辺明三冠 1時間53分(消費1時間7分)
(AbemaTV/将棋チャンネルより)