求めているのは、自分が持ち合わせない将棋観だ。将棋界で“貴族”の異名を持つ名人経験者・佐藤天彦九段(32)が、団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」でチームを組みたい棋士について「普段交流がない人とかと、その人の将棋観と自分の将棋観を比べてみたいですね」という希望を明かした。将棋界初のドラフト会議で、佐藤天九段は自ら仲間2人を指名するが、そのチームは三者三様の将棋観が交わるものになる可能性が高まった。