＜大相撲大阪場所＞◇四日目◇11日◇エディオンアリーナ大阪
横綱・白鵬（宮城野）が、前頭二枚目・隠岐の海（八角）を上手投げで下し、35回目の誕生日を白星で飾った。
休場明けとなる場所で、立ち合いからの張り差しが目立った白鵬だったが、この一番では張り差し、さらには時折見せるかち上げもなし。鋭い踏み込みから差しに行くと、得意の左上手を引くまで時間がかかったものの、隠岐の海の動きに合わせて上手を引いた瞬間、一気に攻勢に。過去43回の優勝を支えた技術の高さを見せて、無傷の4連勝とした。
AbemaTVで解説していた元前頭・若ノ城も「一気に持っていった。相手の呼吸と自分の呼吸を合わせながら（左上手）取りに行きました」と、間合いの取り方や動きの合わせ方が絶妙だったと指摘していた。
（AbemaTV／大相撲チャンネルより）
