将棋の王位戦挑戦者決定リーグ白組の対局が3月12日に行われ、羽生善治九段(49)が上村亘五段(33)に112手で勝利した。羽生九段は同リーグで1勝1敗、上村五段は0勝2敗となった。
タイトル通算99期の羽生九段は昨期、挑戦者決定戦まで進みながら、タイトル挑戦を逃した王位戦で、今期は白組に参加。初戦、藤井聡太七段に敗れて黒星スタートとなったが、この日は初手合となった上村五段を終盤に入るところで一気に突き放す快勝。星を五分に戻した。
今期の白組は羽生九段、藤井七段のほか、稲葉陽八段(31)、菅井竜也八段(27)といった順位戦A級棋士も参戦。ハイレベルな総当たり戦となっている。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)