将棋の藤井聡太七段(17)が3月16日、王座戦二次予選で阿部隆八段(52)と午前10時から対局を開始した。一次予選がシードとなった藤井七段にとって、今期の王座戦は本局が初戦。永瀬拓矢王座(叡王、27)が持つタイトルに向けてスタートを切る。
トップ棋士との対局が増えた藤井七段だが、残り少なくなった2019年度も好成績を残している。公表されている成績では、58局で46勝12敗、勝率.793。勝数、勝率ではそれぞれ全棋士トップの成績だ。2017年度、2018年度に続く3年連続となれば、4年連続を記録した羽生善治九段(59)以来の快記録となる。また本局、さらに次局と勝利を収めれば、3年連続での勝率8割にも到達する。
両者は過去に2回対戦があり、この時は藤井七段が勝利している。持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は阿部八段。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)